キム・イェリムが“女王”キム・ヨナ以来、韓国選手としては初となるNHK杯で金メダルを獲得した。
11月19日、キム・イェリムは北海道の札幌真駒内セキスイハイムアイスアリーナで行われたグランプリシリーズ第5戦NHK杯の女子ショートプログラムで、技術点(TES)66.90点、芸術点(PCS)66.37点、減点1点の計132.27点を獲得。ショートプログラムの72.22点と合わせた最終合計204.49点で金メダルを獲得した。
韓国選手が同大会で金メダルを獲得したのは、2009年のキム・ヨナ以来13年ぶりのことだ。先立って18日、キム・イェリムはショートプログラムで72.22点を獲得し、北京五輪の銅メダリスト坂本花織(69.07点)、住吉りをん(68.01点)らを上回って1位に立っていた。
キム・イェリムは大会後、「フリースケーティングの結果に大きく欲張らず滑ろうと努力したが、このように優勝という良い結果を得ることができて感謝している」とし、自身の演技に集中したことが金メダル獲得の要因だったと明かした。
なおグランプリファイナルは12月8日からイタリア・トリノで開催。女子シングルでは6枚のチケットのうち、キム・イェリムと坂本花織、イザボー・レビト(アメリカ)の3人の出場が確定している。
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