特に、守備的MFのソン・ジュンホ(30、山東泰山)は今年9月の国際Aマッチ2連戦で久しぶりに代表復帰を果たすと、ピッチでハイレベルなパフォーマンスを見せて一筋の光に浮上した。
守備力はもちろん、豊富な運動量やパス精度にも強みを持つソン・ジュンホは、中盤の司令塔を担うMFファン・インボム(26、オリンピアコス)との連係も申し分ない。
ほかにも、確固たる主力を見つけられずにいる右サイドバックでは、若手DFユン・ジョンギュ(24、FCソウル)が高い評価を得てメンバー争いに参戦。前線では、日本代表FW堂安律(24)と同僚のFWチョン・ウヨン(23、フライブルク)が所属チームでゴールを決め、好調ぶりをアピールしている。
ただ、韓国代表にとって最大の脅威要素となるのが、絶対的エースかつキャプテンで“精神的支柱”でもあるFWソン・フンミン(30、トッテナム)の負傷だ。