8月6日に「JR東日本カップ2022第96回関東大学サッカーリーグ戦」第12節、明治大学と流通経済大学の試合が行われた。
「流大さんの気合いが立ち上がりすごくて、それに飲み込まれた。“明治らしさ”が始めはなかった」
明治大学の栗田大輔監督は、立ち上がりの2失点をこう振り返った。井上樹のミドルシュートで1点を返し、徐々に自分たちのサッカーを取り戻して行くも、1点ビハインドのまま前半を終える。
「前半は、運動量と球際のところが全然行けていなかった」と評した栗田監督は、ハーフタイムにシステムを変更。
「今日は戦術はなし。もう一回原点に戻って、ハイプレスをしっかりかけ、うちのサッカーをやる。とにかくプレスをかけて背後に走る。シンプルだけど攻守において走る。そこから勝機を見いだして行こう」
やるべきことを整理した明治大学は後半に3得点を挙げ、4-2で逆転勝ち。
「勝っていい反省ができるゲームだった」と栗田監督は総括した。
(文=玉 昌浩)
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