7月24日に、「アミノバイタル®」カップ2022第11回関東大学サッカートーナメント大会決勝が行われた。
明治大学と国士舘大学の決勝戦は、国士舘大学が明治大学にリードされるも2度追いつき、2-2のまま延長戦に入り、延長ではスコアは動かず試合はPK戦に。ゴールキーパーの市橋知弥が2本セーブする活躍を見せ、全てのキッカーが成功した国士舘大学がPK戦を4-1で制し、優勝を果たした。
国士舘大学の細田三二監督代行は、「関東で一番強い明治なので簡単ではなかったが、最後の最後まで粘っていた。相手にフリーで打たせていなかった。それが勝因だと思う」と試合を総括し、「後期リーグはまた締めなおして、隙を作らないようにする。そんなに関東は甘くない」と話した。
また、23日に行われた順天堂大学と桐蔭横浜大学の5位決定戦は、桐蔭横浜大学が序盤、良くない守備から失点するも、前半の引水タイムにねじを巻きなおしてゲームの強度を上げ、小関陽星のフリーキックで同点にする。さらに、後半22分に交代で入った、山田新と水野颯太のゴールで試合を決め、3-1で勝利を収めた。
試合後、桐蔭横浜大学の安武亨監督は「学びのある、良いストーリーのゲームだった」と振り返った。
(文=玉 昌浩)
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