6月15日、Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、11~13日に行われたKリーグ2(2部)第20節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。
第20節のMVPは安山(アンサン)グリナースのブラジル人FWカニョート(25)だ。
カニョートは6月13日、安山ワースタジアムで行われた富川(プチョン)FC 1995戦で1ゴール1アシストを記録し、安山の3-0の勝利に貢献した。
カニョートは前半終了直前、ペナルティキックで先制となる得点をマーク。後半35分にはカウンターの場面で相手DFを抜いた後、前線にスルーパスを送り、元ザスパクサツ群馬、東京ヴェルディのFWカン・スイル(34)の得点につながるアシストを記録した。
この日、安山はカニョートの活躍に支えられ、シーズン2勝目かつホーム初勝利を達成。第20節のベストチームにも選ばれた。
第20節のベストマッチは、6月12日に光陽(クァンヤン)サッカー専用球場で行われた全南(チョンナム)ドラゴンズ対慶南(キョンナム)FCの試合だ。
この日の試合は開始58秒のFWイム・チャンウル(27)のゴールで全南が先制するも、慶南FCがブラジル人FWチアゴ(28)のゴールで同点に追いつく。直後、全南が元東京ヴェルディのMF佐藤優平(31)のゴールで勝ち越すも、慶南FCのブラジル人FWウィリアン(28)が再同点弾を決めるという乱打戦の末、2-2の引き分けに終わっていた。
なお、佐藤は今回、自身2度目のラウンドベストイレブンに選ばれた。このほか、元ガンバ大阪、ギラヴァンツ北九州、カマタマーレ讃岐のDFペ・スヨン(24、忠南牙山FC)もベストイレブンに選出された。
以下、Kリーグ2第20節のベストイレブン。
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FW:ハ・スンウン(光州FC)、ウィリアン(慶南FC)、カニョート(安山グリナース)
MF:イ・サンミン(安山グリナース)、パク・セジク(忠南牙山FC)、佐藤優平(全南ドラゴンズ)
DF:イ・ウトゥム(光州FC)、キム・ミノ(安山グリナース)、ペ・スヨン(忠南牙山FC)、アーロン・カルヴァー(光州FC)
GK:パク・ジュウォン(忠南牙山FC)
(翻訳・編集=ピッチコミュニケーションズ)
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