関東大学サッカーリーグ、筑波大が桐蔭横浜大を完封。「守備での収穫が大きい」と小井土正亮監督

2022年06月05日 サッカー #玉昌浩

6月5日に「JR東日本カップ2022第96回関東大学サッカーリーグ戦」第8節、筑波大学と桐蔭横浜大学の試合が行われた。

6月1日に柏レイソルとの天皇杯を戦い、「結果は負けてしまったが、チームとして戦うということを手応えとしてつかんで、今日の試合でもそれができた」とは、この日筑波大学のキャプテンマークを巻いた和田育。

試合は、後半11分に三浦雅人の左からのクロスがファーサイドまでこぼれて来たところに、フリーで走り込んだ沖田空が右足でゴールネットを揺らし、筑波大学が先制。後半35分には、和田育が相手ディフェンダーに競り勝ってゴール前に抜け出して、左足を振り抜き追加点を奪う。

選手交代を使い、2トップと両サイドにフレッシュで能力の高い選手を投入していった桐蔭横浜大学に対して、筑波大学は5バックに変更してシャットアウト。無失点で勝利を収めた。

筑波大学の小井土正亮監督は、「東洋大とのリーグ戦、天皇杯と負けて来ていたので、3連敗はないぞという気持ちで臨んだところが良かった。その気持ちのところに尽きる」と試合を総括した。

特に、「守備のところでの収穫が、この2試合で大きい」と評価。

この日も、予想とは違うスタメンだった桐蔭横浜大学について、試合のなかで選手同士で話をしながら、対応できたとういう。

「レイソル戦は中2日で、ぶっつけ本番で3バックで臨んだが、みんなが戦術理解のところや、試合のなかでお互いが修正するところもやることができた。特に守備の面での自信、なかで修正できるという経験が、すごく大きかった」と説明した。

(文=玉 昌浩)

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