今年2月に行われた北京冬季五輪でメダルを獲得した韓国の選手が、報奨としてチキンを無料で食べられる権利、いわゆる「チキン年金」をもらうことになった。
「チキン年金」の授与式は来る4月21日、ソウル小公洞(ソゴンドン)のロッテホテル3階サファイアボールルームで行われる。
同式には、韓国氷上競技連盟会長であり、チキンフランチャイズ企業ジェネシスBBQグループ会長を務めるユン・ホングン氏が出席。
メダリストでは、ショートトラックから男子1500m金メダル及び5000mリレー銀メダルのファン・デホン(22)、女子1000m銀メダル及び3000mリレー銀メダル、1500m金メダルのチェ・ミンジョン(23)のほか、男子5000mリレーメンバーのクァク・ユンギ(32)、パク・ジャンヒョク(23)、イ・ジュンソ(21)、キム・ドンウク(28)、女子3000mリレーメンバーのイ・ユビン(20)、キム・アラン(26)、ソ・フィミン(20)が出席する。
また、北京冬季五輪で女子3000mリレーメンバーに含まれるも、レース出場のなかったパク・ジユン(22)も、今回の授与式に出席する。
このほか、スピードスケートから男子マススタートで銀メダルのチョン・ジェウォン(20)、銅メダルのイ・スンフン(20)、男子500m銀メダルのチャ・ミンギュ(28)、男子1500m銅メダルのキム・ミンソク(22)も出席する。
韓国氷上競技連盟は、「新型コロナウイルス感染症で苦境に立たされている国民に、北京冬季五輪を通じて夢と希望、喜びをプレゼントした多くの選手たちに、“チキン証書”を渡すという趣旨で行事を行うことになった」と説明している。
ユン・ホングン会長は北京冬季五輪当時、ショートトラック男子1500mで金メダルを獲得したファン・デホンに“生涯チキン”を約束していた。女子1500m金メダルのチェ・ミンジョンも“生涯チキン”を希望していたことから、今回、これらの願いが叶った形だ。
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