開幕迫るACLグループステージ、韓国側の展望は?「自尊心かけた日韓対決」「浦和の注目選手は…」

蔚山現代も大邱FCと同じく、プレーオフを経てグループステージに進出した。当時はMFチェ・ギユン、FWオム・ウォンサン、FWレオナルドのゴールでポートFC(タイ)を3-0で下した。2012年、2020年にACLを制した蔚山現代は2年ぶり王座奪還に燃えている。

蔚山現代はグループIで川崎フロンターレ(日本)、ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)、広州FCと対戦する。

川崎は昨年のJ1リーグ優勝チームの資格で、クラブ通算9度目のACL出場を果たした。現在、川崎はJ1リーグで1位(6勝2分2敗)をマークしている。

蔚山現代もKリーグ1で1位を走っており、両チームの対決はKリーグとJリーグの自尊心が懸かっている。

韓国と日本を代表する両チームなだけに、お互いはACLの舞台でよく顔を合わせてきた。直近は昨年の決勝トーナメント1回戦だったが、PK戦までもつれた接戦の末、蔚山現代が勝利を収めた。両チームは2019年にもACLグループステージで対戦し、当時は蔚山現代が1勝1分で上回った。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)蔚山現代

ジョホール・ダルル・タクジムは、昨年まで8年連続でマレーシア・スーパーリーグ優勝を果たした強豪だ。何より、ジョホールはホームスタジアムのスルタン・イブラヒム・スタジアムなど、ジョホール一帯で行われるグループIでホームの利点を積極的に活用することができる。

ジョホールの主要選手には、昨季までセリエAのウディネーゼに在籍した元U-21イタリア代表FWフェルナンド・フォレスティエリがいる。フォレスティエリは現在、リーグ戦やFAカップなどを含めて6試合7ゴール2アシストを記録している。

広州FCも山東泰山と同じく、リザーブチームの選手でチームを構成する見通しだ。昨年もリザーブチームとしてACLに出場した広州FCは、6試合で1得点17失点を記録し、全敗に終わっていた。

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