スピードスケート韓国代表チームが飛行機の欠航により、世界選手権大会に出場できなくなった。
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スピードスケート韓国代表は、3月3~6日にノルウェーで行われる国際スケート競技連盟(ISU)スピードスケート世界選手権大会に出場する予定だった。しかしロシアのウクライナ侵攻によって飛行機が欠航となり、現地に行くことができず、出場をあきらめた。
韓国代表は2月27日夜、オランダのKLM航空便を利用しようとしたが、手続きの過程で該当便が欠航し、仁川(インチョン)国際空港近くのホテルで一晩を過ごした。KLMとドイツ航空会社のルフトハンザらは2月27日、ロシアに関する制裁の一環で、ロシアに運航せず、ロシア領空を利用しないことにした。
この措置でロシア領空を通る便がすべて緊急欠航となった。韓国代表は2月28日、仁川発の便を再び待ったが、それさえも欠航となった。最終的に出場をあきらめ、主催側に大会不参加を通知した。
スピードスケート韓国代表は3月12~13日、オランダで開かれるISUワールドカップ・ファイナル大会に合わせてトレーニングを続ける。ワールドカップには、北京冬季五輪の男子マススタートで銀メダルを獲得したチョン・ジェウォンをはじめ、キム・ミンソン、キム・ジュンホ、パク・ジウなどが出場する。
なお3月4~6日、ポーランドで開かれるISUジュニアショートトラック世界選手権大会に出場しようとしていたショートトラックジュニア韓国代表チームも、まだ出国していない。やはり2月27日のフライトがキャンセルとなった状態だ。
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