ショートトラック韓国代表ファン・デホンの欠点のない“完璧なレース”を中国が認めた。
【注目】「格闘技級の反則しても中国は無罪」韓国が失格で怒り爆発
ファン・デホンは2月9日に行われた北京冬季五輪ショートトラック男子1500m決勝に出場し、2分09秒219の記録で金メダルを獲得した。
これは今大会、韓国の初の金メダルだ。ファン・デホン個人としても初のオリンピック金メダルとなった。
“すっきり”そのものだった。ファン・デホンは去る2月7日に行われた男子1000m準決勝で、絶妙にインコースを突破し、中国選手2人を抜いて先頭でフィニッシュラインを通過したものの、遅れてレーンを変更したという理由で失格となった。しかし今回は、失格の余地さえ与えなかった。
「非対面のレースをした」という言葉が出るほど、接触のない正々堂々とした実力で金メダルを首にかけた。
一方、男子1000m決勝で“疑惑の判定”の末に金メダルを手にした中国の任子威は、1500mでは決勝にも進めなかった。準決勝で手を使う反則で失格となったためだ。
任子威をはじめ、決勝に進んだ中国選手は1人もいなかった。対照的に韓国は、ファン・デホン、イ・ジュンソ、パク・ジャンヒョクが決勝に進出した。そしてファン・デホンが非の打ち所のない競技力で表彰台のトップに立った。
不可解な判定の論議にもかかわらず、図々しさで一貫していた中国が、ファン・デホンの前にひざまずいたのだ。そして今回だけはファン・デホンの実力を認めた。
中国メディア『シナスポーツ』は、「ファン・デホンはとても綺麗にスケートをし、金メダルを獲得した」と認めた。
(記事提供=OSEN)
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