「まさかと思った韓日戦が世界大会で」。U-20W杯の16強戦で実現する宿命対決の行方

日韓戦だ。

チョン・ジョンヨン監督が率いるU-20韓国代表は6月1日(日本時間)、ポーランドで開かれている2019年U-20ワールドカップ・グループF最終戦でアルゼンチンを2-1で下し、グループ2位で16強進出を決めた。

韓国は前半42分にオ・セフンが先制ゴールを決め、後半12分にはチョ・ヨンウクが追加点を決めた。後半終盤、1失点を喫したがアルゼンチンを2-1で下した。韓国はグループリーグ初戦のポルトガルに敗れた後、2連勝をマークしてグループFの2位という、予想外の善戦で決勝トーナメント進出を決めた。

(関連記事:優勝剥奪の韓国U-18を教訓に…U-20W杯の韓国選手たちに急遽「人格教育」

2位で16強行きのチケットを手にした韓国の相手チームはどこか。永遠のライバル、日本だ。

韓国と日本が世界大会で対戦するのは容易でない。同じアジアなので、グループリーグでは原則として同じ組にならない。グループリーグを通過してトーナメントに進出するのが容易ではないのが、アジアサッカーの現実でもある。

しかし、2003年にUAEで開かれたU-20ワールドカップで両チームは16強戦で激突。韓国が負けたことがある。つまり、16年ぶりに同じ大会の16強戦でリターンマッチをするわけだ。

他の年齢別大会に目を向けると2012年ロンドン五輪の3位決定戦で両国は対戦したことがある。この時はホン・ミョンボ監督率いる韓国五輪代表が2-0の完勝を収めて銅メダルを獲得した。

韓国と日本は昨年、インドネシアで開かれたU-19アジア選手権では対戦しなかった。韓国が決勝に上がった一方で、日本は準決勝でサウジアラビアに敗れたからだ。アジア選手権で絡まなかった運命の対決が、世界大会の16強戦で行われることになった。

両チームは日本時間の6月5日0時30分、ポーランドのルブリンで対戦する。

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