12月29日に熊谷スポーツ文化公園陸上競技場にて、前橋育英と草津東の「第100回全国高校サッカー選手権大会」1回戦が行われた。
試合は前橋育英が前半6分に、ゴールキーパーの渡部堅蔵のキックから、守屋練太郎が右足でゴールを奪い先制。1-0で前半を折り返す。
前橋育英は後半34分にも、高足善のパスを受けた守屋練太郎が左足でゴールを決める。後半アディショナルタイム1分には、カウンターから渡辺亮平が得点。さらに、後半アディショナルタイム3分にも、渡辺亮平のシュートの跳ね返りを、守屋練太郎が頭で詰めて、ハットトリック。試合は4-0で前橋育英が勝利を収めた。
試合後、前橋育英・山田耕介監督は、ハットトリックの守屋練太郎について、「1点目の、ゴールキーパーの渡部堅蔵からの一発のパスの動き出しのタイミングなどは、素晴らしい動き出しだった。彼の持ち味の一つでもあるので、これからもっともっと、そういう動き出しをして、周りがそれに追随して良くなっていけたらいいと思っている」とたたえた。
守屋練太郎も1点目について、「ゴールキーパーの渡部堅蔵が凄くキックが飛ぶ。そこのホットラインというのはあって、普段から多くそういうパスを受け取っているので、いいトラップができて、そのまま落ち着いていいシュートが打てた」と振り返った。
（文＝玉昌浩）
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