2021シーズン未だ無冠のチェ・ヘジン(22)は、最終戦で不名誉を脱することができるのだろうか。
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来る11月12日から14日にかけて、江原道(カンウォンド)春川(チュンチョン)のラビエベルCCで行われる韓国女子ツアーの「SKスィルドス・SKテレコム・チャンピオンシップ2021」(賞金総額10億ウォン=約1億円)。
チェ・ヘジンは昨年の同大会で優勝したディフェンディングチャンピオンだ。そのほか、2020シーズンは「オレンジライフ・チャンピオンズトロフィー朴仁妃インビテーショナル」「第14回S-OILチャンピオンシップ」含む計3大会で優勝し、キャリアハイを記録した。
しかし、今シーズンのチェ・ヘジンは前年度ほどの勢いがない。各種記録を見ても、年間MVPに相当する大賞ポイントでは8位、賞金ランキングでは11位、平均ストロークでは7位となっている。
6冠(大賞、最多勝、平均ストローク賞、ベストプレーヤートロフィー、賞金女王)に輝いた2019シーズンや、3年連続となる大賞を受賞した2020シーズンと比べると、本来の実力を発揮できていないことがわかる。
それだけに、ディフェンディングチャンピオンとして臨む「SKスィルドス・SKテレコム・チャンピオンシップ2021」では、大きな関心が注がれるなかで実力を証明しなければならなくなった。
チェ・ヘジンは今シーズン、27大会に出場、11大会でトップ10入りを果たしているが、優勝回数はゼロと、プロ転向後初の“無冠”となる危機に直面している。
このため、チェ・ヘジンは今回の「SKスィルドス・SKテレコム・チャンピオンシップ2021」でシーズン初勝利とともに、自身初となるタイトル防衛という“二兎”を追う。
大会に先立ち、チェ・ヘジンは「体力的には問題がない。昨年に優勝した良い記憶のある大会だし、コースも自分に合っている。シーズン最終戦だけでも良い成績を出したい」と意気込んだ。
チェ・ヘジンは韓国女子ツアーでの今シーズンを終えた後、アメリカに渡り米国女子ツアーに挑戦する予定だ。それだけに、国内最後の大会で強烈なインパクトが求められる。
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