全北現代の長身ストライカー、キム・シンウクが浦和レッズ戦の先鋒に立つ。
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全北はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループステージG組・第4戦で、Jリーグ・浦和との試合を控えている。去る4月9日に埼玉スタジアム2002で行われた試合を1-0で勝利した全北は、今度はホームで浦和戦を迎える。
全北は勝ち点6でG組1位だが、浦和(勝ち点4)がその後を追っている。試合結果によっては順位が逆転するため、全北としても負けられない対戦だ。
全北の現在の雰囲気はいい。Kリーグで3連勝中の全北はFCソウル、蔚山現代と1位タイに浮上。韓国FAカップ32強で脱落した後遺症を自ら克服している。
KリーグとACLを並行するジョゼ・モライス監督は、ローテーションを稼動しながらも勝利をもぎ取っている。攻守のバランスを維持しながら、大量得点にも成功。レギュラーと控えの境界があいまいなほど、どの選手が出場しても自らの役割を果たしている。
良い流れのなかで、全北の最前線に立つキム・シンウクが出撃準備を終えた。
4得点でKリーグ得点ランキング1位タイを走るキム・シンウクは、去る4月13日の済州FC戦で決勝ゴールを決め、得点感覚を取り戻した。また同20日の尚州尚武FC戦では後半28分に途中出場し、コンディションも整えた状況だ。
ACLでは、グループステージ第1戦の北京国安戦以来、ゴールを決めていないキム・シンウク。第3戦では後半ロスタイムに投入され、攻撃ポイントもなかった。しかし、怪我から復帰して体調を上げていたストライカー、カルロス・アドリアーノがFAカップでアキレス腱断裂の怪我を負った。復帰まで最大6カ月とされている。
浦和戦からは、キム・シンウクの活躍がこれまで以上に重要な状況だ。
全北にはベテランFWイ・ドングッもいるが、彼の体力的な部分も考慮する必要がある。さらに全北は4月28日にFCソウルとの対戦も控えている。Kリーグの首位争いのために、必ず超えなければなら相手だ。
キム・シンウクが浦和戦でジョゼ・モライス監督の期待に応えたとき、全北はより良い雰囲気で今後のACLとKリーグに臨むことができる。
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