天皇杯3回戦、川崎が千葉にPK勝ち。「PKになったらソンリョンがいる」と鬼木達監督

2021年07月21日 サッカー #玉昌浩

7月21日にフクダ電子アリーナにて、J1の川崎フロンターレとJ2のジェフユナイテッド千葉の「天皇杯JFA第101回全日本サッカー選手権大会」3回戦が行われた。

試合は後半8分に見木友哉のゴールでジェフユナイテッド千葉が先制。川崎フロンターレは後半14分に家長昭博がPKを決めて同点に追いつく。

1-1のまま延長戦に入り、延長戦はスコアレスに終わり、PK戦へ。川崎フロンターレは全員が成功。一方の、ジェフユナイテッド千葉は1人が失敗し、川崎フロンターレ・チョン・ソンリョンに1本止められ、4-3でPK戦を制した川崎フロンターレが4回戦へ駒を進めた。

(写真提供=日本サッカー協会)川崎フロンターレ
(写真提供=日本サッカー協会)ジェフユナイテッド千葉

試合後、川崎フロンターレ・鬼木達監督は、「Jリーグが終わって連戦というなかで、本当に厳しいタフなゲームなると思っていたが、その通りの展開になってしまった。ただ今日のゲームをするにあたって選手が、先制されても追いつくところだとか、最後の最後まで諦めずにやった結果、PKではあるが勝利することができた。僕はPKも本当に力が必要だと思っている。そういう意味で言うとチーム全員で最後の最後で勝ち取った勝利だと思う」と試合を総括した。

また、GKのチョン・ソンリョンについて、「PKはもちろんだが、技術的なところ、いろんなところが、あの年齢になってもどんどんどんどん伸びていっている、あの年齢でもどんどんこういう風になっていく、とこの1年、いまもずっと驚きでいる」とし、「PKも上手くなっているので、PKになればというと変だが、PKにはなりたくはないが、PKになったらソンリョンがいるという、そういう自信をチームとして持てる存在だと思う」と評価した。

(文=玉昌浩)

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