オリンピック開催中の東京に台風上陸する可能性が高まっているなか、アーチェリー韓国代表が台風を密かに歓迎して注目を集めている。
【注目】東京五輪も金メダル、オリンピック9連覇達成の韓国女子アーチェリー
東京五輪開催中である日本の首都圏と東北地方に、台風8号が接近中だ。台風が様々なスポーツ選手の不確定要素として浮上している。
7月26日、大会組織委員会によると、台風の影響で7月27日に予定していた男女アーチェリー個人戦の日程が変わり、男女個人戦の競技開始時間が27日の午前から正午に延期された。ただ7月30日の女子個人決勝戦、31日の男子個人決勝戦の日程は従来通り行われる。
韓国代表のアーチェリー選手うち、7月27日午前に個人戦を行う選手は最初からいなかったため、日程変更は大きな影響を与えない。しかし、台風の影響で強風と暴雨が予想され、気象悪化が競技力低下につながる可能性は残るだろう。日本のNHKによると、台風の中心となる北地域に強い雨が降り、局地的に1時間当たり50ミリ以上の豪雨が降る可能性もあるとのことだ。
しかし、アーチェリー韓国代表は、気象悪化など悪条件の中でも試合ができるように以前から練習してきたため、かえって他国選手との差を広げるチャンスだと考えている。
パク・チェスン総監督は「国際大会は気象環境のため日程が変わるケースが多いが、韓国での大会は台風が来ても日程の変更なしに行ってきた。我々はこうした環境に慣れている」と自信を示した。
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