6月16日、「JR東日本カップ2021第95回関東大学サッカーリーグ戦」延期試合が行われた。
順天堂大学と桐蔭横浜大学の試合は、前半9分にコーナーキックで桐蔭横浜大学が先制。対する順天堂大学は前半28分、小川真輝の縦パスから樋口堅大がPKを獲得。それを樋口堅大が自ら決めて同点に追いつく。
さらに、前半35分には清水勇貴が中央でボールを拾い樋口堅大につなぎ、縦パスを受けた白井海斗がワンタッチでファーサイドに蹴り込んで、順天堂大学が逆転する。しかし、前半45分に山内日向汰のスルーパスで抜け出した寺沼星文がワンタッチでゴールを奪い桐蔭横浜大学が同点とし、前半を折り返す。
試合は後半アディショナルタイムに勝負が決する。塩浜遼の右サイドからのクロスを長倉幹樹が頭で合わせてゴールを奪い試合終了。順天堂大学が3-2で勝利を収めた。
試合後、順天堂大学・堀池巧監督は「先週の水曜日に天皇杯でFC東京と延長までやっているし、緊張感もあったということで、相当彼らは疲れているが、そういうなかで選手ががんばってくれている。勝ったというだけではなくて、すごくタフになった」と称えた。
その天皇杯の「FC東京との試合が選手にいいきっかけを与えてくれた」という。
「彼らが勝ったなかで、もっと何をしないといけないのか、プロとの差を感じてくれている。練習などで選手のコーチングを聞いていると、ハードワークの意識、疲れている時うまくいかない時にどうするのか、ということが良く口に出ている」と説明した。
16日に行われた延期試合の結果は以下の通り。
第5節
【2部リーグ】
東洋大学 1-3 東京学芸大学
第6節
【1部リーグ】
慶應義塾大学 2-2 拓殖大学
【2部リーグ】
立教大学 1-2 東海大学
第7節
【1部リーグ】
順天堂大学 3-2 桐蔭横浜大学
(文=玉 昌浩)
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