テキサス・レンジャーズのヤン・ヒョンジョン(33)が先発生き残りに成功した。これにより、大谷翔平(26、ロサンゼルス・エンゼルス)との“日韓投打対決”が実現する見通しだ。
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レンジャーズを率いるクリス・ウッドワード監督は21日のニューヨーク・ヤンキース戦前、「ヤン・ヒョンジョンは今の場所にとどまるだろう。彼にはその資格がある。投球数をより増やし、先発としての役割を果たせるようにする」と述べた。
前日の20日、ヤン・ヒョンジョンは今シーズン2回目の先発登板を果たし、ヤンキース相手に5.1イニング2失点を記録した。これまでに先発とロングリリーフの両方をこなしているヤン・ヒョンジョンは、5試合21.1イニングを投げて8失点、防御率3.38を記録している。
ヤン・ヒョンジョンの次戦登板は26日のエンゼルス戦が有力視されている。20日には大谷が先発登板し、投打どちらもこなしていた。つまり、日程的に見ればヤン・ヒョンジョンと大谷の先発投手対決が繰り広げられる見通しだ。
ただ、大谷は20日の試合で球速の低下が見られるなど振るわなかったため、登板が見送られる可能性がある。それでも、打者として着実に結果を出していることを考慮すれば、投手ヤン・ヒョンジョン対打者大谷による対決は可能と見られる。
大谷は21日、ツインズとのダブルヘッダー第2戦で「2番・DH」で出場した。今シーズンここまでの打者成績は打率0.272の14本塁打、33打点、OPS(出塁率+長打率)0.950を記録。本塁打数と長打率(0.627)部門では両方で首位を走っている。
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