韓国プロ野球、サムスン・ライオンズに所属するオ・スンファンが大記録を目前にしている。
オ・スンファンは4月11日に行われたKTウィズとのホーム3連戦最後の試合、チームが4-1でリードしていた9回表にクローザーとして登板し、1イニングで31球を投げて3被安打、1失点でセーブを記録した。
4月9日、同カードの初日から抑えとして出場していたオ・スンファンは、3連投で3セーブをマークし、衰えない投球を誇示した。
今季3セーブ目を挙げたオ・スンファンは、韓国プロ野球初の300セーブ達成まで残り2セーブを残した状態だ。昨シーズン終了時点で295セーブを記録しており、大記録まで残り5セーブの状態で今季を迎えていた。
ほかにも、2020年6月16日の斗山(トゥサン)ベアーズ戦で、韓米日通算400セーブを達成。また、2020年8月14日の斗山ベアーズ戦では通算408セーブ目を挙げ、アジア圏では日本人投手の岩瀬仁紀(元中日ドラゴンズ)が保持していた407セーブ超えをはたしている。
また、韓国球界で250セーブを達成した選手はオ・スンファンを含め、ソン・スンラク(元ロッテ・ジャイアンツ、271セーブ)とイム・チャンヨン(元KIAタイガース、258セーブ)の3人のみとなっている。
11日のKTウィズ戦の勝利で4連勝を飾ったサムスン・ライオンズ。チームの好調がこのまま維持されれば、オ・スンファンの大記録も来週中に達成される見通しだ。
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