トッテナムのソン・フンミンがアーセナルとの“ノースロンドン・ダービー”の前半18分に負傷し、惜しくもピッチを去った。
ソン・フンミンは3月15日(日本時間)、ロンドンのエミレーツ・スタジアムで行われたアーセナルとのイングランド・プレミアリーグ第28節に先発出場したが、前半17分にDFトビー・アルデルヴェイレルトのロングパスを追いかけてアーセナルのゴールに迫った後、左の太ももを押さえてピッチに横たわってしまった。
チームの医療陣がピッチに入ってソン・フンミンの負傷部位をチェックしたが、これ以上プレーできないとの意思を明らかにした。ジョゼ・モウリーニョ監督はソン・フンミンを下げ、エリク・ラメラを投入した。
ソン・フンミンの負傷の程度は、翌日の精密検査で明らかになる予定だ。トッテナムは1-2でアーセナルに逆転負けを喫した。
ソン・フンミンは3月12日のNKディナモ・ザグレブ(クロアチア)との欧州サッカー連盟ヨーロッパリーグ(UEL)第1戦のホームゲームで後半19分に交代され、体力を温存したが、アーセナル戦の序盤で負傷してしまった。
最近5試合、沈黙していたソン・フンミンはこの日、プレミアリーグ 14ゴール目であり、シーズン19ゴール目に挑戦したが、無念に終わった。
ソン・フンミンの負傷はトッテナムにとって手痛かった。彼はこれまで、アーセナル戦に強い一面を見せてきたからだ。2019-2020シーズンも正規リーグ10ゴール目をノースロンドン・ダービーで生まれており、2020年12月7日の今季初対決でも1ゴール1アシストを記録していた。
それだけにこの日、負傷で早々とピッチを去ったことは残念でならなかった。
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