Kリーグ1、FCソウル所属で韓国代表MFチュ・セジョン(30)が、ガンバ大阪へと移籍することが決定した。
ガンバ大阪は1月5日、クラブの公式ホームページなどを通じて、チュ・セジョンの獲得を発表した。
チュ・セジョンは2012年に釜山アイパークでプロキャリアをスタートし、2016年から2020年まで4年間にわたりFCソウルに所属。
2018年、2019年は牙山ムグンファFCに期限付き移籍し、2020年はFCソウルに復帰していた。Kリーグでは通算189試合に出場し、13ゴール25アシストを記録している。
2015年からは韓国代表としても活躍。Aマッチ通算28試合に出場し、1ゴールを記録している。
チュ・セジョンはボランチを主戦場とし、高いボール奪取能力と配球能力を兼ね備えたMFだ。
2018年ロシアW杯グループリーグのドイツ戦で、ゴールポストを空けて飛び出したGKマヌエル・ノイアーのボールを奪取し、ロングパスでソン・フンミンのゴールをアシストしたシーンが印象的だ。
昨シーズン限りでFCソウルとの契約が満了したチュ・セジョンは、継続してラブコールを受けていたガンバ大阪への移籍を決め、来シーズンから自身初となるJリーグの舞台へと参戦する。
ガンバ大阪は1年前にも移籍金を払ってチュ・セジョンを獲得しようとしたが、様々な理由で叶わなかった。しかし継続してアプローチを続け、1年越しにラブコールが実った形だ。
ガンバ大阪には同じく韓国代表のDFキム・ヨングォン(31)も所属している。
チュ・セジョンはクラブを通じて「ガンバ大阪という名門チームの一員になれて嬉しい。クラブが継続して見せてくれた関心と配慮に感謝を伝えたい」とし、「Jリーグとアジアチャンピオンズリーグで良い成績を収めることができるよう責任を感じ、チームに貢献できる選手になる」と抱負を語った。
前へ
次へ