スペインのバレンシアでプレーするイ・ガンインが英国メディアの注目を集めている。
イギリスの『ギブミースポーツ』は12月30日、2021年欧州サッカーで注目すべき21人の選手リストを発表した。同リストでイ・ガンインは最初に紹介された。
同メディアは、イ・ガンインが「韓国のダビド・シルバ」と呼ばれている点を紹介しつつ、「まだバレンシアで完全に目立った活躍はしていない」とした。
ただ、イ・ガンインのボールキープ力、空間を創出する資質を高く評価。さらに、バレンシアのハビ・グラシア監督の下で不安定なシーズンを送っているが、新年はイ・ガンインの発展を見守ることが意味あることになるだろうと評価した。
イ・ガンインは昨年、ポーランドで行われたU-20ワールドカップで最高の活躍を見せ、全欧州の注目を集めた。
しかし、バレンシア残留後は試練を経験。多くの監督が入れ替わる過程でもイ・ガンインの地位は大きく変らず、今季も交代と先発を行き来しながら満足のいく出場時間が保証されていない。
このため、イ・ガンインはマンチェスター・シティをはじめ複数の欧州クラブから関心を受けている。イ・ガンイン側がバレンシアからの再契約提案を断ったという報道がスペイン現地で引き続き出ているだけに、冬の移籍市場を通じて移籍を推進する可能性も高い。イギリスのメディアでもイ・ガンインが取り上げられていることも、彼の欧州での認知度が高いことの表れだろう。
一方、同メディアは2021年に注目すべき選手として、デレ・アリ(トッテナム・ホットスパー)、フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)、カーティス・ジョーンズ(リバプール)、リオネル・メッシ(バルセロナ)らを挙げた。
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