かつて“ドロ沼内紛”で物議を醸した韓国の元女子バレーボール選手チョ・ソンファが、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領弾劾支持者を「アカ(共産主義者)」と表現し、物議を醸している。
チョ・ソンファは2月4日、自身をインスタグラムを更新。同日に憲法裁判所で行われた尹大統領の弾劾審判の写真とともに、以下のように綴った。
「本当の独裁が何なのかも知らず、自由が何なのかも知らない“パルゲンイ(アカ)”がなぜこんなに多いのか。くらくらする」
チョ・ソンファは去る1月31日にも、尹大統領弾劾を反対する韓国史講師チョン・ハンギルの動画に「いいね!」を押した投稿を公開し、批判を浴びた。
すると当時、彼女は「私が見たいものを見たいというのに、なぜ私にDMを送るんだ。やることがないなら、あなたたちもちょっと見てみろ」と反論し、自身の意思を表したことがある。
チョ・ソンファは1993年3月12日生まれの31歳。かつてはプロバレーボール選手として、2011~2020年に韓国Vリーグ女子部の興国生命ピンクスパイダーズ、2020~2021年にIBK企業銀行アルトスに在籍し、セッターとして活躍した。
ところが、IBK企業銀行でキャプテンを務めていた2021年11月、試合後に突如チームを無断離脱する騒動を起こし、韓国バレー界に内紛を巻き起こした。
この行動を受け、IBK企業銀行が直ちにチョ・ソンファとの契約を解除すると、チョ・ソンファ側はソウル中央地裁に契約解除の効力停止を求める仮処分申請を提起。ただ、1審、2審ともにチョ・ソンファの敗訴となった。
その後、チョ・ソンファは個人YouTubeチャンネルで動画投稿を続けていたが、2023年4月を最後に更新が止まっている。
前へ
次へ