日本は幼少年時代から身体条件に優れた選手を積極的に発掘し、アメリカ留学などを支援していると聞く。
八村も青少年時代、アジア地域で脚光を浴びる有望株で、留学を決心。アメリカ大学バスケットボール(NCAA)ディビジョン1のゴンザガ大学に進学した。
アメリカ留学3年後の3年生時から主軸として活躍した八村は、デューク大学を相手に20点、7リバウンド、5アシスト、3ブロックの大活躍で、ゴンザガ大学を勝利に導き大きな注目を集めた。
2018-2019シーズンのNCAAで1試合当たり平均30.2分出場で平均19.7点、6.5リバウンドを記録した八村は、堂々と9位でNBA入りした。
遅ればせながらの感はあるが、韓国も有望株のスキルトレーニングなど、成長にプラスになる機会を見出だすために努めている。
最近、韓国はNCAAディビジョン1のダビッドソン大学に進学したイ・ヒョンジュン(201cm)の成長を期待している。
NBAグローバルアカデミーを経たイ・ヒョンジュンは、ゴールデンステート・ウォリアーズのクレイ・トンプソンをロールモデルにしてNBAに挑戦しようとしている。
瞬発力とスピードを備えた長身シューターとして成長の可能性は無限大だ。3~4年後、イ・ヒョンジュンも八村のように注目を受け、NBA入りすることを期待されている。