韓国の公共放送局KBSが、「公営サービスの強化」を目標として掲げ、大々的な編成調整を予告した。
ニュースや時事、教養番組が中心の「KBS 1」は、日々重要度が高まる国際情報の伝達を強化するため、国際ニュース『KBSニュースラインW』を新たに披露する。
伝統的な国際時事番組『特派員報告世界は今』、平日朝の『やってみる価値のある朝M&W』に続き、平日22時50分に最も早く正確で、豊かな国際時事情報を提供する予定だ。
そして、ドラマやバラエティが中心の「KBS 2」は、ニュースや時事番組など多様な公営サービスの提供に乗り出す。新番組の『KBSニュース6』は、既存の『統合ニュースルームET』を改編し、より早く夕方の総合ニュースを伝える予定だ。
それだけでなく、生放送の時事トークショー『ザ・ライブ』もチャンネルを移し、KBS 2の時事情報提供機能と公営性強化に力を加える。放送時間も20分増え、より深層的にその日のイシューを伝えることができるようになったという。
ほかにも、公益性の高いバラエティ番組も用意されている。
まず、『生存ゲームコードレッド』は、災害安全情報をしっかりと指摘する情報エンターテインメントを越え、実際の状況で生存する術を教えるリアリティ形式で構成されている。地域と小商工人、農業者、漁業者との共生を模索し、ローカル情報を提供する特集番組も6月より放送される。
KBSが「受信料価値向上」のための公営サービス強化を掲げ、野心的に準備した2023年上半期の編成調整は、5月29日より順次施行される。
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