中央防疫対策本部によると、3日0時基準で新型コロナ感染者数は4万6986人増え、累計2571万7277人となった。
前日(5万4766人)よりは7870人減少したが、1週間前の先月27日(3万4978人)よりは1万1918人増加した。
2週間前の先月20日(2万5376人)よりは2万1520人が増加するなど、木曜日基準で9月15日(7万1444人)以後7週間ぶりに最も多い数値を記録し、危機感を高めた。
ハン国務総理は「冬季のワクチン接種のスピードを上げる」とし、「感染または接種後4カ月が経過した方々が3500万人に達し、社会的免疫が相当部分低くなった。一方で、18歳以上の冬季ワクチン接種率は2.5%にとどまっている」と述べた。
続けて、「迅速な接種を通じて免疫を確保することが、重症化や死亡のリスクを予防する最も効果的な方法」とし、国民に接種を促した。
ハン国務総理は防疫・医療対応体系を再点検・補完するとし、「変異ウイルスの監視と分析も強化する。週1600件以上の新型コロナの変異分析と、冬場に流行する呼吸器ウイルスに対する統合監視を徹底的に施行する」と述べた。
また、「現在の検査力量と医療体系で、一日20万人前後の感染者発生時も対応できると見ているが、感染者の傾向を見ながら段階的に補完する」と付け加えた。