天空師匠は「良い機会をどんどんくれる。私たちの子供たちが犠牲になっても、大きな質量で犠牲を払ってこそ、世界が私たちを振り向くことになる」と答えた。
続けて「犠牲をやりがいにするためには、こういう機会をよく使って、世界に輝く仕事をしなければならない」と伝えた。
彼は「大変な機会が来たのだ。再び我々が(世界に)結合できる」と付け加えた。
また、「真心を込めて手紙を送れば、それが心の琴線に触れて私たちはつながるだろう。未来の国益に、それほど力になることはない」と、ユン大統領が各国首脳に手紙を送るときであると伝えた。
天空師匠の言葉は、300人余りの死傷者を出した大惨事によって世界的な注目を集め、それを韓国が世界のメインストリームに合流する機会にしなければならないという意味に解釈される。
だが、全国民に衝撃と悲しみを抱かせた大事故であるだけに、「子供たちが犠牲をしても、大きな質量で犠牲を払っても」という発言が適切かどうかを巡り議論が起きている。
オンライン上では批判が殺到している。オンラインコミュニティでは「あきれる」「子供たちが死んだのに、なぜそんな話をするのか」など、怒りの声が上がった。
思想家兼ユーチューバーとして知られる天空師匠は、前の大統領選挙でユン・ソギョル大統領とキム・ゴンヒ女史の“助言者”を自称し、大きな議論を巻き起こした。彼はユン大統領に「10日に1度は会う」などと主張している。
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