【ルポ】“日本不買運動”をあざ笑う「GU」韓国2号店は…顧客であふれていた

2019年09月02日 社会 #日本不買運動
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「韓国で初めてユニクロとGUの店舗が同時にオープンしました。龍仁(ヨンイン)水枝(スジ)ロッテモールにようこそ」

ユニクロを運営する日本企業ファーストリテイリングのファッションブランド「GU」が、日本製品の不買運動が拡大するなか、京畿道龍仁市水枝区のロッテモールに8月30日、韓国2号店をオープンした。

ユニクロの売り場のすぐ横にオープンした991.73平方メートル(約300坪)規模のGU店には、7月から始まった不買運動が色あせるほど多くの顧客が訪れた。

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この日、記者が訪れたGU店舗には、成人向け商品はもちろん、子供や幼児向け商品まで販売されていた。ユニクロがさまざまな年齢層が着ることができるスタンダートな商品を販売しているのに対し、GUはトレンディでファッショナブルなデザインの商品が多かった。

このGU店舗は、不買運動の影響で客足が遠のいた蚕室(チャムシル)1号店より、混み合っていた。店内にはユニクロの姉妹ブランドであることを知らせるように、ユニクロとGUが共同で企画した商品も提供されていた。

訪れた顧客は商品購入のために、レジに列をなして立っていた。店内にはさまざまな年齢層の顧客が商品を見物しようと押しかけた。

店頭で出会った50代男性は、「ここがユニクロと同じ系列会社であることを知らなかった」と言いながらも、「価格があまりにも安い。必要な服を購入する予定」と話した。

龍仁水枝のロッテモールにオープンしたGU韓国2号店

すぐ隣にあるユニクロ店も、客足が絶えなかった。

不買運動の影響で全国のユニクロ店が閑散としているなか、水枝ロッテモール店のユニクロは、レジ対応する従業員が足りほど忙しかった。午後遅い時間になると、店内はさらに混雑した。ショッピングをしていた母娘の顧客は、「ここでは神経を使うことなく買い物できる」としながら、「割引商品を中心に買うつもり」と話した。

ユニクロを運営するファーストリテイリングの最高財務責任者(CFO)岡﨑健氏は去る7月11日、「韓国の不買運動は長期的な売上に影響を与えるほど、長くは続かないだろう」という発言で、論議になったことがある。

以降、韓国法人エフアールエルコリアを通じて非公式に謝罪の意を表明したが、非難世論が激しくなると日本本社も参加して謝罪文を出した。

そのような措置に対しても韓国国民の反応は冷ややかで、実際にユニクロの売上はこの間、減少した。韓国金融監督院によると、8つのカード会社が集計した主要日本ブランド加盟店のクレジットカードの売上高は、6月最終週の102億3000万ウォン(約10億2300万円)から、7月第4週には49億8000万ウォン(約4億9800万円)に急落した。

それでもユニクロは9月20日、スターフィールドシティ富川(プチョン)店の開店を計画している。系列ブランドGUも9月6日、ソウル永登浦(ヨンドゥンポ)区のタイムズスクエアに3号店をオープンする予定だ。

一部ではユニクロの売上が急落したため、別ブランドであるGUで韓国内の実績を挽回しようとしているのではないかという話も出ている。

しかしユニクロの関係者は、「ユニクロとGUのすべての店舗の開店・閉店は、今年上半期に決まっていた事案」とし、「日本産製品不買運動とはまったく関係がない」と一蹴した。

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