韓国で“日本ビール”の販売量が激減…「日本不買運動」の効果が明らかに

2019年07月25日 社会 #日本不買運動

日本の輸出規制に対抗し、韓国で行われている日本製品の“不買運動”の効果が、続々と現れている。最初に不買運動の標的となったビールの場合、最も需要が高まる夏シーズンにもかかわらず、日本ビールの売り上げが急減した。

7月23日、業界によると、7月に入って主要コンビニエンスストアの日本ビールの売り上げが急激に減少した。振り返れば「アサヒ、キリンを飲まない」という声は、不買運動が始まった直後から上がっていた。

本紙『スポーツソウル』が入手したコンビニ大手「GS25」のビール販売量順位を見ると、2018年7月1~21日まで、全国GS25店舗ビール販売量で1位を占めていた「アサヒ缶ビール(500ml)」は、不買運動が始まった今年7月1~21日の順位で5位にまで落ちている。

昨年7位だった「キリン一番缶ビール(500ml)」と、8位だった「サッポロ缶ビール(500ml)」も10位圏外に押し出された。

(画像提供=GSリテール)韓国コンビニ大手GS25の2018年と2019年のビール7月売り上げランキング。黄色が日本ビール。2018年1位だったアサヒは、今年5位に。2018年の7位キリン、8位サッポロは今年10位以内に入っていない

同じくコンビニ大手「CU」でも、不買運動が始まった7月1~21日までのビール販売量を調査してみると、全体のビール販売量は前月比1.0%増加したが、日本ビールの販売量は40.3%も下落した。

「セブンイレブン」の日本ビールの売り上げも、先月と比べて21.1%減少。「Eマート24」でも7月1~22日までの日本ビール販売量が29.7%(6月3~24日比)減少した。

逆に、日本製品の不買運動が広がったことで、韓国ビールは“反動利益”を得ている。

GS25の場合、7月1~21日までの日本ビールの販売量は38.7%減少したが、韓国ビール全体の売り上げは前年同期比2%上昇した。

その結果、GS25の7月(1~21日)の売り上げ1位はアサヒではなく、韓国OBビールの「cass缶(500ml)」となった。2位はBKが輸入する「TSINGTAO」、3位はOBビールが輸入する「ハイネケン」だった。

CUでも7月1~21日までのビールの売り上げを分析した結果、韓国ビールが前月比2.9%の増加を見せた。セブンイレブンでも同期間、韓国ビールの売り上げが2.4%上昇。Eマート24は同期間、ビール全体の売り上げが2.1%増加するなか、韓国ビール全体の売り上げは4.8%増加している。

ソウル市内コンビニのビールコーナー

コンビニ業界は、日本ビールの販売量の減少がしばらく続くと見ている。

業界関係者は「輸入ビール販売量1位のアサヒをはじめ、キリン、サントリー、サッポロ、エビスなど日本ビールの発注を暫定的に中断する店主が継続的に増えている」と明かした。

また「消費者が自発的に不買運動に参加している雰囲気があり、ビールにはさまざまな代替商品があること、さらに季節の要因が反映された結果、不買運動の効果が目に見えて現れている」と説明した。

ビールをはじめとする日本製品の不買運動は、日本政府が半導体・ディスプレイ材料の輸出を規制しながら始まった。

【関連】日本製品の“不買運動”で広がる影響…「泣き笑い」韓国企業の今

SNSなどを通じて日本製品のリストが共有されるなど、韓国国民による自発的な参加が続いており、日本旅行をキャンセルする現象まで起きた。不買運動は現在、流通業界全体に広がっている。

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