韓国大統領選挙の投開票を2日後に控えた3月7日、白昼堂々と襲撃を受けた与党「共に民主党」のソン・ヨンギル(宋栄吉)代表が退院を伝えた。
ソン代表は3月8日、SNSにヒョンビン主演の映画『王の涙 -イ・サンの決断-』のスチール写真に書かれた「中庸23枚」の写真とともに文を投稿した。
「私はハンマーで後頭部に攻撃を受けたが、幸い致命的な部位から逃れ、脳出血もないため、本日退院して最後の遊説に参加しようと思う」とし、「暴力と嫌悪ではなく、連帯と協力で世の中を変化させていく」と無事を伝えた。
ソン代表は前日の7日昼頃、ソウル新村(シンチョン)ユーフレックス前広場で選挙運動をしていたところ、韓服(ハンボク)に身を包んだ70代ユーチューバーにハンマーで頭部を殴打された。事件直後、速やかに近隣病院へと運ばれ、縫合手術を受けたため、大事には至らなかったようだ。
また、「イ・ジェミョン(李在明)民主党政権は誠意を尽くし、小さなことも無視せず傾聴し、回答できるようにしたい。私たちが憎くて(対立候補の)ユン・ソギョル(尹錫悦)、アン・チョルス(安哲秀)候補を支持する国民の声にも耳を傾ける」とも書いている。
続けて、「政権交代を超え、政治交代で相手を互いに悪魔化して攻撃し、中傷する政治を制度的に変化させる。危機の転換期に、イ・ジェミョンという相対的によりよく準備された道具を使ってくれることを、尊敬する国民の皆さんにお願いしたい」と述べた。
■【衝撃】与党代表を襲撃の70代ユーチューバー、事件当時なんと叫んでいた?
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