ウクライナ・キエフテレビ塔への攻撃を受け、韓国放送公社がロシアへの糾弾声明発表

2022年03月03日 社会

KBS(韓国放送公社)が世界の主要公営放送とともに、ロシア軍によるウクライナのキエフテレビ塔への攻撃を糾弾した。

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KBSは3月2日、英BBC、仏FT、豪ABCなど世界8大公営放送局とともに、1日(現地時間)にキエフで起きたロシア軍のテレビ塔攻撃を共同糾弾した。

KBSは世界8大公営放送会社のGTF(Global Task Force for Public Media)が、爆撃翌日の2日に発表した声明書の共同参加を通じ、「キエフのテレビ塔と放送施設に対するロシアの攻撃は、戦争の中から正確な情報を得ようとするウクライナ国民の意志を崩すためのものとみられる」と非難した。

そしてGTFは声明書で、2月24日にEBU(欧州放送連盟)が発表した声明書を全面的に支持し、「記者たちが自由で安全に活動し続けることができるよう許容し、障害なく報道することが重要であり、このような困難な状況にもかかわらず言論の自由を支援することが優先されなければならない」と強調している。

先立ってEBUは、「マスコミが自由で安全に活動し、妨害されずに報道することが重要であり、“困難な状況にもかかわらず”ではなく、“困難な状況であるため”言論の自由に対する支援が優先されなければならない」という内容の声明を発表していた。

声明では最後に「すべてのジャーナリストとマスコミ関係者の権利は、国際人道主義法に基づいて認められ、尊重されなければならない」と強調し、「GTFは、ウクライナと世界中の市民が最新の信頼できるニュースと情報に接することができるよう努力している数百人の記者の勇気に感謝しており、今ほどマスコミの役割が重要な時もなかった」と付け加えた。

なお、GTFは、KBSのキム・ウィチョル社長やABCのデヴィッド・アンダーソン、BBCのティム・デイビー、ZDF(ドイツ)のトーマス・ベルート、RNZ(ニュージーランド)のジム・マザー、FTのデルフィーヌ・エルノット、SVT(スウェーデン)のハンナ・シュテャルネ、CBC(カナダ)のキャサリン・テイトら世界8大公営放送会社の代表の集まりで、コロナ禍に設立された。

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