ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が過去、韓国の龍仁（ヨンイン）大学で博士号を取得したことが明らかになったことで、韓国国内では取り消しを求める声が相次いでいる。
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韓国のポータルサイトでプーチン大統領を検索すると、最終学歴が「龍仁大学大学院名誉博士」と出てくる。
先立って龍仁大学は2010年、プーチン大統領に「柔道学名誉博士」学位を授与している。これは、韓国とロシアの国交正常化20周年を迎えての授与されたものだ。
このような情報が広まると、韓国のネットユーザーたちは「戦争を起こした者が（韓国）国内大学の名誉博士学位を持っているのはおかしい」「プーチンの学位は直ちに剥奪すべき」などの声を高めた。
そして龍仁大学は、同日午前まで公式ホームページに掲示していたプーチン大統領の2010年学位授与当時の写真を削除した。
なお、ソウルに本部を構えるワールドテコンドーは3月1日、2013年11月にプーチン大統領へと授与したテコンドー名誉9段黒帯の撤回を発表。また、国際柔道連盟（IJF）名誉会長の資格が一時停止となり、欧州柔道連盟（EJU）の名誉会長職も取り消されている状況だ。
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