東京五輪のために日本に乗り込む韓国の国営放送KBS、新型コロナ感染者続出で苦悩の状況に

東京五輪の生中継を予定している韓国の公営放送KBSが、新型コロナによって苦しい立場に追い込まれた。

7月7日にイ・ゴンジュンKBSドラマセンター長が新規感染者となったことに続き、連続ドラマ『だまされても夢心地』(原題)の現場からも感染者が発生した。来る7月23日から東京五輪の生中継のために“放送団”を設け、東京に向かおうとしている状況で頭を抱えることになった。

イ・ゴンジュンKBSドラマセンター長は、6月30日夕方に感染者と接触し、7月1日午前に感染者からその事実を聞き、自己隔離措置を取った。続いて7月3日の朝、防疫当局から感染の通知を受けた。

KBS側は「それと関連して接触した職員は、全員がコロナ検査を受け、全員が陰性判定となった。今後もKBSは、感染拡大防止措置を厳重に取る予定」と伝えた。これに対してKBS関係者は「感染者が発生して内部的に最大限の注意を与えている」と耳打ちした。

さらにKBS1の連続ドラマ『だまされても夢心地』の現場からも感染者が出た。KBS側は、「出演俳優の1人が7月6日午前、陽性判定を受けた。制作陣はすぐに撮影を中止し、全スタッフと俳優が検査を行い、全員が陰性判定を受けた」と明らかにした。陽性判定を受けたのは子役俳優だとされる。

(写真提供=KBS)『だまされても夢心地』出演者

65人の“放送団”が東京へ

新型コロナの影響で『だまされても夢心地』は7月19日から23日まで放送を中止する。とある関係者は「『だまされても夢心地』はオリンピックの生中継で放送休止される予定だったが、新型コロナによって繰り上げられた」と話した。

東京五輪は7月23日から8月8日まで行われる。

7月7日に行われたKBSの東京五輪記者懇談会で、チョン・ジェヨンKBSスポーツ局長は「鮮やかな現場を中継するとともに、新型コロナから制作陣の安全を守らなければならない。様々な不確実性が存在するが、誰も真似できない生きた中継を約束する」と強調した。 

KBSは、東京に現地スタジオを設け、東京に向かう解説委員を含む65人の“放送団”が2回目のワクチン接種を終えるなど、固い覚悟を明らかにした。チョンスポーツ局長は「東京五輪に対する期待と憂慮は知っている」とし、「しかしオリンピックが与える感動の瞬間があり、その瞬間を共にしようと考える」と話した。

ドラマ『だまされても夢心地』に続いて、内部職員の感染によって公営放送KBSの苦心が深まった。加えて、普遍的な視聴権のために東京現地でオリンピックを生中継しなければならない状況だけに、細心の注意が要求されている。

KBS関係者は「感染者が出ても拡大されないよう防疫に最善を尽くしている」と述べた。

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