韓国の未婚男女が思う理想の結婚年齢は「30歳以上35歳未満」。条件も具体的&多様化

2021年06月07日 社会

韓国の未婚男女が考える「結婚適齢期」が年々上がっている。

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結婚情報会社GAYEONは最近、全国の未婚男女1000人(25歳以上、39歳以下の男女各500人)を対象に結婚適齢期についてアンケートを実施。その結果、結婚適齢期は上がっており、異性の条件やニーズは多様化したことがわかった。

まず、未婚男女が挙げた「理想の結婚年齢」は、男女ともに「30歳以上35歳未満」(74.3%)が最も多く、その次に「35歳以上40歳未満」が13.7%、「25歳以上30歳未満」が9.5%、「40歳以上」が2%、「25歳未満」が0.5%の順だった。

年齢別で見ると、20代が「30歳以上35歳未満」(78.2%)、「35歳以上40歳未満」(9.2%)、30代が「30歳以上35歳未満」(70.4%)、「35歳以上40歳未満」(18.2%)と答えている。

調査結果、概ね男性より女性が、20代より30代が高い年齢を選ぶ割合が少し多かった。韓国統計庁の「2020年婚姻・離婚統計」でも男性は30代前半(47.6件)、女性は20代後半(44.9件)に結婚する場合が多かったが、平均初婚年齢の上昇とともに20代女性の結婚が徐々に減っている傾向にある。

5年前の2016年にGAYEONが実施したアンケート調査では、未婚男女が思う結婚適齢期が男性33歳、女性30.5歳であり、15年前の2006年の調査では、男性30.1歳、女性27.5歳だった。時代の変化につれて、未婚男女が思う結婚適齢期も上がっていることが分かる。

GAYEONのカップルマネージャ・チーム長、チョ・インサン氏は「相談をしてみると、男女の結婚適齢期が上がったことで、理想の条件はより具体的かつ多様化している。15年前と比べて共働きの割合が高くなり、女性の社会進出の割合も上昇した。男性は女性の外見のほかにも職業と経済力を、女性は男性の経済力に加えてルックスとセンスを万遍なく希望の条件として挙げる。平均寿命が延び、配偶者と一緒に過ごす歳月も増えたことで、結婚が遅くなることが1つの現象として定着したと見られる」と説明した。

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