日本とは対照的な韓国の新型コロナ、第3波を乗り越えた?防疫当局「緩やかな減少傾向」

韓国の新型コロナウイルス新規感染者数が600人台後半にまで減少した。前日より200人ほど減り、4日連続で1000人を下回った。

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防疫当局は、今回の“第3波”が徐々に収まりつつあり、「緩やかな減少傾向」に入ったと判断しながらも、地域内の潜伏などをはじめ、不安要因が多いだけに、当分の間は防疫の手綱を締めることにした。

韓国中央防疫対策本部は1月8日午前0時基準、新規感染者が674人増え、累計感染者数が6万7358人になったと発表した。新規感染者数は前日(869人)より195人減った。

昨年11月中旬以降、本格化した第3波は、新年に入ってやや停滞した様相だ。1月に入ってからの新規感染者数は、1月1日820人→1月2日657人→1月3日1020人→1月4日714人→1月5日838人→1月6日869人→1月7日674人を記録し、1000人を超えたのは1度だけだ。

この日の新規感染者674人のうち、地域発生は633人、海外流入は41人だった。地域別では京畿236人、ソウル186人、仁川30人など、首都圏だけで452人だ。

主な感染事例を見ると、刑務所をはじめ、葬儀場、職場、学校など、いたるところで感染が発生した。ソウル東部拘置所では前日0時基準で収容と従事者、家族、知人など計1173人が陽性判定を受けている。

死者は前日より35人増え、計1081人になった。一日の死者35人は、12月29日(発表日基準)の40人に続いて2番目に多い数字だ。韓国内の平均致命率1.60%となった。

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