“ナッツ姫”の母親に懲役2年6カ月を求刑…運転手らへの常習的な暴行・暴言の容疑

2020年06月09日 社会 #財閥問題

警備員や運転手に対する暴行・暴言の容疑を受けた、韓進グループの故チョ・ヤンホ会長の夫人イ・ミョンヒが、検察に懲役2年6カ月を求刑された。

イ・ミョンヒは元一宇財団理事長で、“ナッツ姫”ことチョ・ヒョナ元大韓航空副社長の実母だ。

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6月9日、ソウル中央地裁・刑事合意25-3部(クォン・ソンス部長判事)の審理で開かれたイ元理事長の常習特殊傷害などに関する5次公判で、検察は去る4月に求刑した懲役2年よりも、刑を増やした懲役2年6カ月を求刑した。

検察は、イ元理事長の自宅の管理所長が追加で告訴状を出したことで、彼女の常習的な犯行が明確になったと指摘した。

それに対してイ元理事長は、最終陳述を通じて「私の愚かさのために行われたすべてのことについて申し訳なく思い、反省している。裁判所が善処してくれるのであれば、今後さらに注意して反省し、生きていく」と述べた。

イ・ミョンヒ

裁判所は、来る7月14日に宣告公判を行うことにした。

先立ってイ元理事長は2011年11月~2017年4月、自分が雇った警備員や運転手などの従業員9人に計22回にわたって常習的に暴行・暴言をした疑いで裁判を受けている。

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