「ドライブスルー検査の次は電話ボックス検査だ」。韓国で今、電話ボックスを連想させる新型コロナウイルス検査場が話題だ。
電話ボックスを連想させる検査場に人が入ると、反対側から医師がブースの中に設置された手袋を使って検体を採取する。
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検査にかかる時間は1分、換気と消毒に1~2分、計4つのブースで同時運営時の消毒時間を勘案しても1時間あたり最大10人まで検査が可能だ。
実施しているのはソウルの新林洞(シンリムドン)地区にあるエイチプラス・ヤンジ病院。個人用感染安全診療ブースセーフティを披露し、話題を呼んでいる。
病院の関係者によると「現場医療陣のアイディアと意見を集め、実験室で危険な物質を扱うときに使う“バイオセーフティキャビネット”を応用して制作した」という。
ブースが小さいため感染範囲も狭く、防疫時間も短いため、ドライブスルー検査のように広いスペースが必要ではなく、車がない人も利用しやすいという利点もある。
このニュースが伝えられると、韓国ネットユーザーたちの反応も熱狂的だ。
彼らは「“ウォーキングデッド”ならぬ“ウォーキングスルー”だ」「回転率の国www」「韓国人は効率強迫遺伝子保有人種」「不便さを我慢できない韓国人の特徴が途方もない発展を成し遂げる原動力」という反応だ。
「ドライブスルー検査も革新的だが、車を持たない人にとっては助かる検査だ」「今後は“座って検査”、“横になって検査”も登場したり、飲み屋検査、ひとりカラオケ検査も登場するのでは」と、医療陣の創意的かつ積極的な努力に賛辞を送っている。
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