韓国・京畿道安城市(キョンギド・アンソンシ)の高速道路建設現場で橋桁が崩落し、作業員10人が死傷する事故が発生した。
消防当局によると、事故は2月25日9時49分に発生。安城市・西雲面(ソウンミョン)・山坪里(サンピョンリ)で建設が進められていたソウル-世宗(セジョン)高速道路の天安(チョナン)~安城区間の天龍川(チョンヨンチョン)橋工事現場にて、橋脚の上に設置されていた橋桁4枚が落下した。
この事故により、橋の上で作業していた作業員10人が約20m下に転落し、4人が死亡、6人が負傷した。
犠牲者は全員男性で、年齢は40代後半から60代中盤と確認された。また、死傷者の国籍は韓国人7人、中国人3人であることが判明している。
関係当局は橋桁を設置する過程で事故が発生した可能性が高いと見ており、現場検証を通じて詳しい原因を調査する方針だ。
今後、施工会社の安全管理体制や工事手順に問題がなかったか、また施工時のミスや設計上の問題が事故につながった可能性も含め、徹底的な調査が行われる見込みだ。
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