所属事務所とリーダーの「不協和音」にファンは不安でたまらず…(G)I-DLEは根底から崩れ去ってしまうのか

2024年08月07日 話題 #(G)I-DLE

あふれる不満を抑えることができなかったのだろうか。

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K-POPガールズグループ(G)I-DLEと所属事務所CUBEエンターテインメントが再契約を前に、不必要な葛藤を見せている。

事の発端は、8月3日、ソウルのKSPO DOMEで行われた「2024 (G)I-DLE WORLD TOUR [iDOL]」のソウル公演で披露された“替え歌”だった。

K-POPグループにとってKSPO DOMEは、「夢の舞台」に選ばれる場所だ。(G)I-DLEは今回のワールドツアーを通じて、初めてKSPO DOMEで公演を行った。しかし栄光の瞬間よりも注目されたのは、リーダーであるソヨンのソロステージにおける歌詞だった。

「11月契約終了」と替え歌

(G)I-DLE、中央がソヨン
(写真提供=CUBEエンターテインメント)(G)I-DLE、中央がソヨン

この日、ソヨンはソロアルバム収録曲である『Is this bad b****** number?』を替え歌し、短い悪口と共にラップで「11月契約終了」「誰も私を防げない」と叫んだ。

大型電光板を通じてラップの歌詞が公開され、現場のファンもその様子をはっきりと見守った。2025年にデビュー7周年を迎え、所属事務所との再契約を控えたなかで、当事者であるソヨンが自ら「契約終了」について言及したのだ。

その後の所属事務所CUBEエンターテインメントの対応が、ファンの怒りをさらに大きくした。CUBE側はメンバー全員の再契約時期は11月ではなく来年であり、ソヨンの歌詞は「会社と事前協議のない突発的な行動」と釈明した。

アーティストを守るよりも、むしろ彼女のせいにするかのような所属事務所の立場にファンは憤った。特にリハーサルがあるため、所属事務所が知らないわけがないという疑問も提起された。

(G)I-DLE・ソヨン
(写真提供=OSEN)(G)I-DLE・ソヨン

すると今度は、ソヨン本人が乗り出した。彼女は8月6日、自身のインスタグラムを通じて「時にはあまりにも刺激的に見える瞬間も、肯定的な反応を得られない作業物もあるが、嘘をつくとか、誰かに被害を与えようとか、良心に刺されるような誤った行動を意図的にすることはない」とし、「11月契約終了」が事実であることを暗示させた。

続けて「いかなる対応においても、会社の不十分さを改めて感じるきっかけになりそうだ」と、所属事務所を批判した。

所属事務所とソヨンの立場がなかなか折り合わず、ファンの間で不安感が高まった。ファンは「再契約が不発に終われば、(G)I-DLEの活動が難しくなるのではないか」と心配を示した。

すると、一日も経たない8月6日夜、CUBEエンターテインメントは公式SNSを通じて、ソヨンのパフォーマンスが突発的に行われたということは会社の意見ではなく、個人の意見だと説明。ソヨンの再契約時期もやはり来年ではなく、今年11月であると訂正した。

遅れた釈明によってCUBEは「マネジメント能力なし」「アーティスト保護は後回し」という非難を避けられなくなった。

お互いが自分の立場だけを考えた

だが一部のファンは、ソヨンが契約終了時点について言及したのは、ファンの不安をあおる配慮のない行動と指摘した。

(G)I-DLE・ソヨン
(写真提供=OSEN)(G)I-DLE・ソヨン

ソヨンは(G)I-DLEというグループにおいて、メインプロデューサーであり、リーダーだ。(G)I-DLEのカラーであり、アイデンティティでもある。いつも率直で堂々とした態度がソヨンの強みであり、(G)I-DLEの特徴だ。

「契約終了」のラップは自信から始まった発言かもしれない。しかしKSPO DOMEでの公演という意味深い日に不必要なパフォーマンスで葛藤を表面化させ、ファンと所属事務所、そしてグループにも傷を残したという批判の声もある。

そこに所属事務所の誤った対応まで加わり、7年の成長を通じて得た(G)I-DLEの「キャリアハイ」の意味が色あせた。

とあるK-POP界の関係者は「再契約のような敏感な事案を控えた状況であるならば、アーティストも所属事務所も両者が気をつけなければならなかったが、お互い、自分の立場だけを考えたのではないか」と述べた。

続けて「解散を発表したり、メンバーの一部が所属事務所を離れたりしても『別々に、時に一緒に』という形式で活動する先例も増えているが、所属事務所が変われば以前ほど意見調整が簡単にはいかず、完全体活動が少なくなるため、ファンは残念に思わざるを得ない」と話した。

◇(G)I-DLEとは?

2018年5月2日に1stミニアルバム『I am』を通じて、CUBEエンターテインメントからデビューした5人組ガールズグループ。独自性とセンセーショナルなコンセプトで話題を集め、デビューから20日で音楽番組1位、音源チャート上位圏を記録し、新人賞7冠に輝く“モンスター新人”と呼ばれた。2022年10月にリリースした『Nxde』では、わいせつな視線を強烈に皮肉り、マリリン・モンローやバンクシーへのオマージュを取り入れたミュージックビデオが注目の的に。2023年5月のヒット曲『Queencard』を通じて、人気ガールズグループとしての確固たる地位を築いた。

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