登録者100万人超を誇る韓国の女子大生ユーチューバーが、世論の批判を受けて謝罪した。
7月23日、ユーチューバーのDarcieは自身のYouTubeチャンネルのコミュニティに、「この数週間、多くの方が残してくれたコメントをゆっくり読んでみて、私がどれほど軽率な行動をしたのかを悟ることになり、多く反省した」という文を掲載した。
続いて、「本当に恥ずかしいことに、コメントで多くの方が指摘してくれるまでは、チョンセ詐欺事態の深刻性をまともに感じられなかった。私が経験したことをチョンセ詐欺と誤って表現したりもした」と明らかにした。
そして、「無分別な情報と個人的な経験を不正確に伝達し、私の映像を視聴して下さる方々に失望感を与えることになった点、心より申し訳ない。ただ映像の面白さだけを考慮して、刺激的な単語を軽率に言及した点もあまりにも申し訳ない」と話した。
それとともに、「他の借家人が経験し得る被害の可能性まで考慮できなかった点も、やはり考えが足らなかった。法的な事項だけでなく道徳的にも深く判断し、行動できる人になる」と付け加えた。
先立って6月22日、Darcieは自身のユーチューブ映像で、チョンセ詐欺にあったあと、家主に保証金を返してもらう方法がないため、自ら借家人を探す方法を選んだと話した。「チョンセ」とは韓国の賃貸制度の一つで、入居者が家主に一定額の補償金を預け、退去時に戻ってくるというもの。
当時、彼女は「チョンセ詐欺に遭った事実を隠して借家人と契約書を書こうとしたが、“国税滞納記録”のために契約をやめた」と明らかに。また、「借家人が現れた瞬間から契約書を書く日まで、1分1秒が苦痛だった。その人が(借りないと)心変わりするかと思って」と付け加えた。
この映像が公開された直後、Darcieはチョンセ詐欺被害を他人に押し付ける、いわゆる“爆弾回し”をしようとしたとして非難を受けた。その後、弁護士同席の下で違法性はないと釈明する動画を出したが、これが火に油を注ぐ結果となったことは言うまでもない。
なお、2001年生まれだと知られるDarcieは、2022年から大学生活と英会話をテーマにしたVlog映像を掲載し、注目を集めた。一時は登録者数120万人に迫る勢いだったが、今回の騒動で106万人まで下落している。
(記事提供=OSEN)
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