室内喫煙でイメージが急落したBLACKPINKのジェニーに続き、リサまで相次いで墜落している。
個人事務所を設立して「やりたいこと」を全部やった結果、問題になった。独り立ちをして初めて発表した曲は、故郷のタイだけで1位となり、ミュージックビデオは“盗作疑惑”に包まれた。
先立ってリサは6月28日、全世界の音源サイトを通じて新しいシングル『ROCKSTAR』を公開した。リサの新しいシングル『ROCKSTAR』は、2021年にリリースされた『LALISA』以来、3年ぶりに公開したソロシングルで、リサが個人レーベル「LLOUDカンパニー」設立後、初めて発表した新譜だった。
しかし新曲発表前に公開されたコンセプトフォトは、ゴーグルやチェーン、ティースジュエリー(歯につけるアクセサリー)など様々なアイテム、ウルフカットヘアスタイル、肌の日焼けなど、破格的なビジュアルで反応が良くなかった。
一部からは「ダサい」「みすぼらしい」という反応が出たりもした。
チャート成績も芳しくなかった。リリース当日、Spotifyデイリートップソンググローバルチャートで8位を記録した後、タイのチャートで1位となったが、韓国チャートでは29位、フィリピンや香港で14位、台湾で10位、マレーシアやシンガポールで9位、インドネシアで79位にとどまった。iTunesのトップソングチャートでもタイだけで1位を記録し、韓国のMelonチャートでもトップ100入りを果たせなかった。
対照的に、リサが2021年9月にリリースした初のソロ曲『LALISA』は、世界的なヒットを記録した。『LALISA』のミュージックビデオは、公開から約289日で再生回数5億回を突破し、リリース当時、計72の国や地域のiTunesトップソングチャートのトップを獲得。グローバルYouTubeソングトップ100でも2週間連続1位だった。
また米ビルボードのメインチャートである「HOT100」で84位、英オフィシャルシングル「トップ100」で64位となっており、それに比べると今回の『ROCKSTAR』は残念な結果になった。
リサは2枚目のソロシングルが残念な成績で終わっただけではなかった。ミュージックビデオが盗作疑惑に包まれたのだ。
イギリスのフォトグラファー兼映像監督のガブリエル・モセス(Gabriel moses)が最近、自身のSNSを通じて、リサの『ROCKSTAR』のミュージックビデオと歌手トラヴィス・スコットの『FE!N』のミュージックビデオの類似性を指摘した。ガブリエル・モセスはトラヴィス・スコットやファレル・ウィリアムスなどと作業してきた。
ガブリエル・モセスは「リサ側は私の編集者に連絡し、『FE!N』はリファレンス(参考資料)だった。編集者は嫌だと言ったが、彼らはそれでも作業を進めた」と明らかにした。彼らはリサ側にも立場を明らかにしてほしいと要求したという。しかしリサ側は、盗作疑惑に対する立場を明らかにしていない。
リサは専門的で体系的なシステムの管理から抜け出し、個人事務所を設立して多様な活動を展開しているが、以前より残念な姿だけを相次いで見せている。
やりたいことはできるが、専門マネジメントの手が加わっていないリサの活動は、「大衆的」であることから遠ざかり、一部のファンだけに消費されている。そのためリサがBLACKPINKの完全体活動を再びしたとき、以前ほどの影響力と存在感を見せることができるかと、ファンの憂慮が続いている。
(記事提供=OSEN)
◇リサ プロフィール
1997年3月27日生まれ。本名ラリサ・マノバン。グループ唯一のタイ出身メンバーで、2010年にタイで行われたYGエンターテインメントのオーディションでただ1人合格し、2016年8月にBLACKPINKのメンバーとしてデビューした。ダンスの実力に定評があり、長い手足を生かしたダイナミックなパフォーマンスは圧巻。ステージで見せるクールな姿とは裏腹に、天真爛漫な性格。2024年2月、個人レーベル「LLOUD」の設立を発表した。
■【画像】これが本性か…BLACKPINK・ジェニー、室内喫煙より“人間性”を問われる
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