韓国芸能人として初めて“電子足輪”をはめたコ・ヨンウクの近況が注目を集めている。
最近、SNSやオンラインコミュニティには「コ・ヨンウク近況」というタイトルのスレッドが立った。ここでは、コ・ヨンウクが自身のXに投稿した内容のキャプチャ画像が公開されている。
写真のコ・ヨンウクはランニングをしている。青々とした自然と滝を背に、帽子を被って走っている写真とともに、コ・ヨンウクは「面白くもなく、真実性のない誰かが70億ウォン(約7億円)近い借金を全て返したと言った時、私はなぜこうして生きるのか無力になったりもしたが、ずる賢い周辺の人々がほとんど去っていき、今は人々が見向きもしなくても健康な足で一人走り、家族、愛犬と過ごす日常、このような単純な人生がそれほど悪くはない」と述べている。
コ・ヨンウクは「70億ウォン近い借金をすべて返した」という言葉で、歌手のイ・サンミンについて言及したのだ。イ・サンミンは最近、バラエティ番組などで69億ウォンの借金を20年かけて返済したと明らかにし、話題を集めたことがある。
これらを踏まえ、コ・ヨンウクは多額の借金を抱えてきたイ・サンミンの芸能活動が活発な反面、性犯罪で実刑を言い渡された自分は活動ができないと比較しながら嘆いたようだ。
だが、彼の訴えには冷ややかな反応が相次いでいる。ネット上では、「未成年に性犯罪をした人間が言うことではない」「本人は知らないようだ」などのコメントが多発し、「お前がいうな」状態となっている。
現在、コ・ヨンウクのこの投稿は削除された状態だが、キャプチャされた画像がSNSやオンラインコミュニティで公開され、袋叩きにされている。
なお、コ・ヨンウクは2013年に未成年への性暴行およびセクハラ容疑で実刑を宣告された。彼は2010年7月から2012年12月にかけて、自身のオフィスや乗用車などで未成年3人に4回にわたって性暴行を加えた容疑で起訴され、懲役2年6カ月の実刑、身上情報公開・告知5年、位置追跡電子装置付着(電子足輪)3年の刑などを宣告された。
その後、2015年に満期出所すると、2020年11月に5年ぶりにSNSを開設。「このように、再び挨拶を差し上げるまで長い時間が流れた。9年近く断絶した時間を過ごしているが、生きている限り、ずっとこのように過ごすことはできないので、これからは慎重に世の中と疎通しながら生きようと思う。まだまだ足りない人間だが、常に省察し、より良い人になるよう努力しながら生きていく」と伝えていた。しかし、コ・ヨンウクが新たに開設したSNSは2日で閉鎖され、彼の復帰も不発に終わった。
(記事提供=OSEN)
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