韓国「オーディション番組ブーム」の実態と現状。成功の裏に潜む懸念とは

2018年11月13日 テレビ #Wanna One #BIGBANG #IZ*ONE

オーディション番組の時代はもう一度来るだろうか。

『スーパースターK』(Mnet)から始まった韓国のサバイバルオーディション番組ブームは、アイドルに特化した『プロデュース』(Mnet)シリーズによって第2の全盛期を迎えた。その後、複数のオーディション番組が誕生したが、本家の名声を超えるには至らなかった。

しかし、このようなオーディション番組は、他のバラエティ番組に比べて損より得が勝るとされており、いまだに新規コンテンツが後を絶たない。

韓国でオーディション番組が大ブーム

11月3日から放送開始された『UNDER19』(MBC)は、“10代限定”という差別化で他の番組に挑戦状を突きつけた。

162分の1の競争率で勝ち残った57人が、ボーカル、ラップ、パフォーマンスなどの各パートでさらなる競争を繰り広げる。その中からグローバルアイドルとして選ばれるのは、たったの9人。参加者の最年少は12歳だ。

13~15歳を主とする『UNDER19』は既存のオーディション番組と比べて平均年齢が低く、番組を通じて成長していく姿が見られる。

今のところ視聴率は芳しくないが、話題性の面ではコンテンツ影響力指数(CPI)の集計で9位を記録したこともあった。

また、YGエンターテインメントの新人デビューサバイバル番組『YG宝石箱』は最近、29人の練習生を全員公開した。

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