人気アイドルIVE・ウォニョンの実姉チャン・ダアのデビュー作に、海外メディアがスポットライトを当てた。
韓国で2月29日より配信が開始したTVINGオリジナルシリーズ『ピラミッドゲーム』(原題)は、月に一度、人気投票が行われている女子高を舞台に描かれる序列サバイバルドラマだ。
初回公開後、しっかりとした世界観と新人俳優たちの活躍に注目が集まったなか、英『BBC』人気の理由を分析している。
『BBC』は、「フランスで今月開かれる『Series Mania 2024』に招待された唯一のKコンテンツ『ピラミッドゲーム』は、新しい『イカゲーム』だ」とし、「両作品とも、韓国人が直面した冷酷な現実を垣間見るという点で独特の類似点を持つ」と説明した。
また、映画評論家のNemo Kimは『BBC』とのインタビューで、「両作品のテーマは韓国人にとって、あまりにも馴染み深い」とし、「『イカゲーム』の借金に苦しむ参加者の状況と、『ピラミッドゲーム』のいじめ問題は、いずれも仮想のディストピアに存在するのではなく、痛い現実であることに注目しなければならない」と分析した。
続いて、社会学者で作家のNancy Wang Yuenは「『イカゲーム』と『ピラミッドゲーム』のようなシリーズに熱狂する理由は、ゲームを活用したストーリー方式にある。階級による差別をゲームに例えて見せることで、全世界を貫く社会問題をより分かりやすくしてくれる」 作品の人気要因を指摘した。
なお、『Series Mania 2024』招待に関して、TVING関係者は「Paramout+とのパートナーシップコンテンツで、グローバル公開を控えた『ピラミッドゲーム』が、早目に海外で関心を受けることになって嬉しい」とし、「海外メディア、フェスティバル観客の好評を原動力にして、『身代金』『もうすぐ死にます』などに続いて再びセンセーションを巻き起こすことを期待している」と話した。
(記事提供=OSEN)
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