俳優クォン・サンウ（47）と女優ソン・テヨン（43）の娘（9）が人種差別の経験を伝えた。
ソン・テヨンのYouTubeチャンネル「Mrs.ニュージャージー、ソン・テヨン」には2月19日、「母親ソン・テヨン、父親クォン・サンウを驚かせる娘リホのインタビュー」との動画がアップされた。
この日、ソン・テヨンは娘のリホと一緒にチャンネル登録者の質問に答えるインタビューを行った。彼女は娘に「最近の人気を実感しているか」と尋ね、娘リホは「それは実は少し良い。注目されるから。でも嫌だ。注目されすぎると不便だ」と打ち明けた。
ソン・テヨンは「ここはアメリカだからそんなに集中しない。YouTube上だけで知らされた」と述べた。
続けて「学校に友達は何人いるのか」と尋ね、リホは「たくさんいる。でも実は3年生だけ友達がいなくて、他の友達がいる」と答えた。
これに対してソン・テヨンは「それでは自分の学年に友達がいないと？」と問い返し、リホは「友達はいる」と付け加えた。するとソン・テヨンは「3年生にも友達が多いが、他の学年にも友達が多いということでしょ？」と訂正した。
特にリホはインタビューの最後に「もうひとつ話す」と述べ、学校でのエピソードを公開したりもした。彼女は「学校に行った。ところが、ある男の子が“You are Japanian”と言った。私には不愉快だし、日本人にとっても不愉快だ。“Japanese”が正確であって、“Japanian”って何？あなた、今これを見てるか」と憤慨した。
ソン・テヨンは「イタリアン、コリアンというから、すべてがianだと思ったのだろう。知らないこともあるよ。それは学べばいいから」となだめた。リホは「Japanianは間違った単語だ。文法の勉強をしてきなさい」と当時の状況を再現し、驚きを与えた。
するとソン・テヨンは「それよりも、ここから言わないと。I am Korean。ただ教えてあげればいい」と話し、リホは「でも私たちが“Chinan”と言われたときに違うと言ったが、ずっとそう言ってきた」と打ち明けた。
そしてリホは「文法を教えてあげる」とし、即席の講義を披露。するとソン・テヨンは「リホも文法をもう少し勉強しておこう」と事態を収めて笑いを誘った。
なおソン・テヨンは2008年9月にクォン・サンウと結婚。2009年2月に息子を、2015年1月に娘リホを出産している。
（記事提供＝OSEN）
◇ソン・テヨン プロフィール
1980年8月19日生まれ。2000年に「ミス・コリア」でその名を知らせたことを機に、芸能界デビュー。2001年に放送されたドラマ『純情』で、女優としての活動をスタートさせた。2008年9月に日本でも大きな人気を集めた韓流スター、クォン・サンウと結婚。2009年2月に息子を、2015年1月に娘を出産し、現在は2児の母として家族とアメリカで暮らしている。
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