BTSなど多くの人気グループが所属するHYBEが、韓国エンターテインメント企業として初となる社内医院(ヘルスケアセンター)を設置する。
HYBEの社内医院は今年初めに、ソウル・龍山(ヨンサン)社屋にオープンした。これに先立ち、2022年からは社内看護師が常駐し、健康相談や一般医薬品を提供する健康管理室を運営してきた。そして今回、産業医と看護師を追加採用するとともに、診療用空間を確保して社内医院を拡大することとなった。
韓国エンターテインメント業界では初の試みだ。
社内医院は医師1人、看護師2人で構成され、医師の診断によって医薬品処方、輸液、物理治療、応急処置などを支援する。そのほか、理学療法や温熱治療が可能な回復室、疲労回復のための輸液室、外傷治療を行う処置室などが設けられている。
また社内医院は、アーティスト、練習生を含むすべての構成員が自由に利用できるという。コンサート、番組出演など、タイトなスケジュールを消化する過程でストレスにさらされるアーティスト、そして育成段階にある練習生たちの心身をより細心に管理する。
構成員たちは「慢性疾患のために定期的に病院で診療、処方箋を受けなければならなかったが、社内で解決できて効率的な時間管理が可能になった」「風邪気味だったが、すぐに風邪薬と輸液治療を受けて、早くコンディションを回復することができた」と満足感を示している。
HYBE関係者は「構成員とアーティストの健康と安全が、産業の持続的な成長と直結するほかはない」とし、「情熱的に仕事をする構成員のために、健康な業務環境と休息文化を作り、より多くの人材が働きたい会社になるよう努力する」と話す。
■【写真】“身長差ヤバい…” BTSのV、女性スタッフとの2ショット
前へ
次へ