女優ムン・ガヨンの2023年は“選択と集中”の年だった。
ムン・ガヨンは今年、自分自身がブランドになって韓国と海外で影響力を広げた。
様々な分野で名前が言及されるだけでも厚いファン層の反応を引き出す女優だけに、各種CM、主要ファッション誌、有意義な大規模イベントなどからラブコールを受け、人気を実感させた。
ムン・ガヨンが世間から反響を得ることができる要因には、まず最初に演技活動が挙げられる。
今年2月に放送終了したJTBCドラマ『愛と、利と』(原題は『愛の理解』)で高卒のテラー(銀行窓口係)アン・スヨン役を演じた彼女は、より一層深まった感性と心を込めた演技で視聴者を魅了した。
繊細で節度のある表現力は、彼女の新しい姿を十分に見せてくれた。
『愛と、利と』を通じて女優ムン・ガヨンを世間に理解させた彼女は、その後、初の単独ファンミーティングを開催してファンの愛と関心に応え、意味深い年初を送った。
ムン・ガヨンは特別出演もフィルモグラフィになる存在感を発揮している。
tvNドラマ『有益な詐欺』にサプライズ登場した際、魅力的なキャラクターを誕生させ「フラーティング(口説き)職人」という肩書きを得たのだ。
ムン・ガヨンの登場シーンは各種SNSでショート動画として広まり、話題性と人気を同時に高めた。
さらにはファッション誌、広告、海外ファッションショーを通じて多様な変身を図った。
最近はイタリアのラグジュアリーファッションブランドのグローバルアンバサダーに選定され、活動の幅を広げている。本業のみならず、ファッション界でも注目する「トレンドセッター」として位置づけられ、今後の活動をさらに期待させた。
卓越した選択と集中で内実を固め、有意義な結果を見せたムン・ガヨン。2024年にはまたどんな選択で自身の領域を広げていくか、世間の集中が集まっている。
◇ムン・ガヨン プロフィール
1996年7月10日生まれ。ドイツで生まれ、小学校3年生の時に帰国した。そのため、韓国語、英語、ドイツ語が堪能なことで知られる。2006年の映画『師匠の恩恵』(原題)で子役デビュー。ドラマ『王家の家族たち』『魔女宝鑑~ホジュン、若き日の恋~』『嫉妬の化身~恋の嵐は接近中!~』『その男の記憶法』などで主演を務めた。同じ子役出身であるApinkのキム・ナムジュと親しい仲。2018年のドラマ『偉大な誘惑者』で共演した俳優ウ・ドファンと2度の熱愛説が報じられたが、即否定している。人気ウェブ漫画の実写ドラマ『女神降臨』で主人公を務めた。
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