映画『ソウルの春』(原題)に特別出演した俳優チョン・ヘインが、連日話題を集めている。
『ソウルの春』は、1979年12月12日にソウルで起きた新軍部勢力の反乱を防ぐための一触即発の9時間を描いた映画。11月22日の封切りと同時に速いスピードでボックスオフィス(映画ランキング)を掌握し、好評を得ている。
チョン・ヘインは劇中、特殊戦司令部のオ・ジンホ少佐役を演じた。彼は司令官を制圧しに押し寄せた第4空輸旅団の攻撃のなか、最後まで特戦司令官(演者チョン・マンシク)をそばを守る勇気のある人物だ。
短い出番にもかかわらず、チョン・ヘインは強烈な存在感と深い余韻を残すシンスティーラー(主役のように注目を引く役)として活躍する。
初登場から強靭な目つきとカリスマ性、揺るがないまっすぐな姿勢で特戦司の役割に完璧になりきった。危機の中でも震えない声と忠誠心あふれる目つきでキャラクターの物語を着実に積み重ねながら目が離せない熱演を繰り広げた。
チョン・ヘインは今年デビュー10周年を迎え、大規模なワールドツアー「2023 JUNG HAE IN FANMEETING ~ THE 10TH SEASON ~」を行っている。来る12月2・3日にソウルKBSアリーナで開かれるアンコール公演をもってワールドツアーを締めくくる予定だ。
◇チョン・ヘイン プロフィール
1988年4月1日生まれ。FNCエンターテインメント所属。26歳だった2014年にドラマ『百年の花嫁』で俳優デビューを果たし、日本でも人気の『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』ではヒロインの初恋役として特別出演した。主な出演作にドラマ『刑務所のルールブック』『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』『ある春の夜に』、映画『ユ・ヨルの音楽アルバム』『始動』(2019年作)など。
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