『トンイ』子役など3人の芸歴は合わせて73年に…子役から見事に主演俳優へと成長した韓国女優たち

2023年11月25日 テレビ

3人の経歴を合計すると73年に達する。

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見事に成長した子役出身の女優パク・ウンビン(31)、イ・セヨン(30)、キム・ユジョン(24)が週末のドラマで激突する。

パク・ウンビンはNetflixでも配信中のドラマ『無人島のディーバ』(tvN)で上昇傾向を続けており、イ・セヨンは『烈女パク氏契約結婚伝』(原題、MBC)、キム・ユジョンは『マイ・デーモン』(SBS)の初放送を終えたばかりだ。

『無人島のディーバ』パク・ウンビン

1996年に子供服のモデルとして芸能界に足を踏み入れたパク・ウンビンは同年、MBCの朝ドラマ『愛と離別』、映画『男物語』にも出演した。

パク・ウンビン
(写真提供=OSEN)パク・ウンビン

着実に作品に出演して実力を積み上げてきたパク・ウンビンは、『恋のドキドキ・シェアハウス~青春時代~』(2016)、『ストーブリーグ』(2019)、『ブラームスは好きですか?』(2020)に続き、2022年に放送された『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』でトップ女優の仲間入りを果たした。

彼女は現在放送中の『無人島のディーバ』で、15年ぶりに無人島から救助された歌手志望生ソ・モクハを演じている。方言に歌やダンス、ギターなど多才な姿を見せ、ドラマへの没入度を高めている。『無人島のディーバ』は放送序盤、競争ドラマである『恋人』に押されて苦戦する姿も見せたが、パク・ウンビンの魅力に視聴者が徐々にハマっている様子だ。

劇中、歌手の夢を持ったソ・モクハは、紆余曲折の末にステージで歌を歌いながら人々に認められていく。その姿は視聴率に一喜一憂せず、黙々と自分の演技を繰り広げていくパク・ウンビンの姿と重なる。実際に「やり遂げなければなりません。どうしますか?」という名言を残したパク・ウンビンは、ソ・モクハを消化するために毎日練習室を訪れ、ダンスと歌を練習したという。

パク・ウンビン
(写真提供=tvN)『無人島のディーバ』パク・ウンビン

パク・ウンビンはドラマ放送前、オンラインで進行された制作発表会で「(ソ・モクハは)注目すべき夢を持っている純粋な友人であり、歌も上手で、ギターも趣味で弾け、生き残るために海水泳もする。私には挑戦だった。挫折するときもあったが、自分が選択したことなので頑張った」と明らかにしている。

成長するキャラクターに挑戦するイ・セヨン

1997年、6歳のときにドラマ『兄弟の河』でデビューしたイ・セヨンは、『医師ヨハン』(2019)、『王になった男』(2019)、『カイロス~運命を変える1分~』(2020)など様々な作品で活躍し、2021~2022年に放送された『赤い袖先』でキャリアハイを達成した。

イ・セヨン
(写真提供=OSEN)イ・セヨン

イ・セヨンは11月24日から放送された『烈女パク氏契約結婚伝』で、19世紀の朝鮮に住みながら現代に移ってきたパク・ヨンウを演じる。パク・ヨンウは言葉と弓に長け、手先が器用で、好奇心も強い。不慣れな21世紀に適応するために孤軍奮闘する姿が描かれる。

『赤い袖先』を通じて「確信の中殿(王妃)像」という愛称を得たイ・セヨンは、はつらつとした性格のパク・ヨンウに躍動感を吹き込む覚悟だ。

イ・セヨンは11月22日、ソウルのMBC社屋で行われた制作発表会で「成長する人物が好きだ。表現するキャラクターの欠乏が多いほど良いし、ドラマが終わる地点では一段階進むキャラクターを好む」と、チャレンジ精神を強調した。

イ・セヨン
(写真提供=MBC)『烈女パク氏契約結婚伝』イ・セヨン

早くもオンラインでは、19世紀という時代像と女性という制約にもかかわらず、自分の人生を積極的に開拓するパク・ヨンウとイ・セヨンが似ているという肯定的な反応が出ている。

『マイ・デーモン』悪魔と恋に落ちるキム・ユジョン

4歳でお菓子のCMモデルに抜擢されたキム・ユジョンは、2004年の映画『DMZ非武装地帯/追憶の三十八度線』とドラマ『氷点』を通じて女優の道を歩むことになった。

キム・ユジョン
(写真提供=OSEN)キム・ユジョン

特に映画『親切なクムジャさん』(2005)で強烈な演技を披露し、大衆の注目を集めた。ドラマ『トンイ』(2010)では、ハン・ヒョジュの子供時代を演じている。ようやく24歳だが、20年の経歴を持つ。

キム・ユジョンは11月24日に初放送され、Netflixでも配信中の『マイ・デーモン』に出演。これまで主にフュージョン時代劇で古典的な人物を演じてきた彼女は、『マイ・デーモン』では誰も信じられない財閥令嬢であり、悪魔を愛するト・ドヒに扮する。

ド・ドヒは外見こそ高慢で優雅だが、実は気難しい女性だ。明るいエネルギーを発揮してきたキム・ユジョンがト・ドヒを通じてイメージの変身を試みる。

キム・ユジョン
(写真提供=SBS)『マイ・デーモン』キム・ユジョン

キム・ユジョンはドラマ広報代行会社を通じて、「ドヒがこれまで自分を守るためにどんな方式で生きてきたのか、多様な姿を通じてよく表現してみようと努力した」と覚悟を固めた。

3人の経歴を合わせると、実に73年にもなる。子役から見事な成長を果たした3人の女優たちが主演するドラマに注目したい。

◇パク・ウンビン プロフィール

1992年9月4日生まれ。子供服のモデルとして1996年にデビュー。同年、朝ドラマ『愛と離別』(原題)に出演して子役として演技者の道に進んだ。以降、『ホジュン~伝説の心医~』『恋のドキドキ・シェアハウス~青春時代~』『法廷プリンス-イ判サ判-』『ストーブリーグ』『ブラームスは好きですか?』『恋慕』など、出演作多数。2022年の大ヒットドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』で自閉症スペクトラム症の新人弁護士を熱演し、演技力と人気の二兎を得てトップ女優となった。

◇キム・ユジョン プロフィール

1999年9月22日生まれ。韓国・ソウル出身。2003年にテレビCMで子役デビュー。可愛らしいビジュアルと優れた演技力を持ち、ドラマ『イルジメ~一枝梅』(2008年)、『トンイ』(2010年)、『太陽を抱く月』(2012年)など、数多くの作品でヒロインの子供時代を演じた。2016年に主演したドラマ『雲が描いた月明り』で子役から脱皮し、大人の女優として本格的に活動をスタート。2018年に甲状腺機能低下症を診断されて一時期休養したが、同年11月に放送されたJTBCドラマ『まず熱く掃除せよ』で復帰した。

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