韓国初の自然繁殖パンダであるフーバオが、止まらない人気でバラエティ番組の主人公になった。
韓国初の自然繁殖パンダとして2020年7月に生まれたフーバオは、“スーパースター”ならぬ“スーフースター”と呼ばれるほど絶大な人気を誇っている。
芸能界でも歌手のBoAをはじめLE SSERAFIM・宮脇咲良、NCT・テヨンとジョンウ、BLACKPINKなどが“フーバオ推し”を公認している。
そんなフーバオの人気はバラエティ番組にもつながった。
“フーバオのおじいちゃん”とも呼ばれる飼育士のカン・チョルウォンさんが人気バラエティ番組『You Quiz on the Block』(原題、tvN)に出演してトークをしたり、『私は1人で暮らす~シングルのハッピーライフ~』などではフーバオに会いに行く出演者たちの様子も描かれ、フーバオの人気を後押しした。
しかもフーバオを主人公にしたバラエティ番組も登場した。11月23日から放送中の新バラエティ『フーバオとじいちゃん』(原題、SBS)だ。
これは国民的に愛されているフーバオとと、カン・チョルウォン飼育士の出会いと別れを観察する番組で、MCはチョン・ヒョンムとチャン・ドヨンが務め、カン・チョルウォン飼育士とソン・ヨングァン飼育し、フーバオ、ローバオ、アイバオ、ルイバオら“フーバオ家族”が出演陣リストに名前を載せた。
初回では、初めてフーバオに会う感動の瞬間から、カン・チョルウォン飼育士の29年前の姿などが公開。“第1世代”パンダカップルだったリーリーとミンミンのお世話をするカン飼育士の姿や、誕生から15日で目を開けた韓国初の自然繁殖パンダ、フーバオとの初対面が感動を与えた。
今年7月にフーバオの兄弟となる双子パンダが生まれ、忙しくなったためあまり会えなくなったカン飼育士に対し、転がったり木の枝を折ってトラブルを起こしたりするなど、双子姉妹にやきもちを焼くフーバオの姿が笑いを誘った。
カン飼育士は「SNSでフーバオを見て、一緒に育児をする感覚を受けるのがフーバオの人気要因」と分析している。
『フーバオとじいちゃん』の視聴率は4.7%、最高視聴率6%を記録し、フーバオの高い人気を再び証明した。
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